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ブログ

子どもの心の成長

ブログ 2023.08.22

沖縄県那覇市の心療内科医、ハートライングループ院長・医師 吉澤孝典です。

今回は、子どもの心の成長についてお話しし、発達段階ごとの心の健康について考えてみたいと思います。

子どもの心の成長

子どもの心の成長は、身体的な成長と同様に重要です。幼少期から思春期にかけて、心の健康が適切に発達することは、将来の幸福感や人間関係、学業などに大きな影響を及ぼすことがあります。

では、それぞれの発達段階ごとに心の健康に関するポイントを見てみましょう。

幼児期(0〜3歳)

幼児期は、基本的な信頼感や安定感を築く重要な時期です。子どもが愛情深い関係を築くこと、周囲の人々とのコミュニケーションを通じて感情の表現方法を学ぶことが大切です。保護者は、愛情と安定感を提供し、適切な刺激を与えることで、幼児の心の成長を支援する役割を果たします。

幼少期(4〜6歳)

幼少期は好奇心旺盛で探求心が高まる時期です。遊びを通じて友情を築き、協力や共感の大切さを学ぶことがあります。ここで大切なのは、子どもたちが自分らしさを受け入れることができる環境を提供することです。

学童期(7〜12歳)

学童期は自己認識や他者との比較が強まる時期です。学業やスポーツ、趣味などを通じて成就感や自己肯定感を得ることが重要です。また、人間関係の複雑さも増すため、コミュニケーションスキルや問題解決能力を育てるサポートが必要です。

思春期(13〜18歳)

思春期は、自己同一性の確立や将来の目標設定が行われる時期です。身体的な変化や社会的な圧力によってストレスが増えることもあります。親は、理解とサポートを通じて子どもが健康的な自己評価を持ち、適切な選択をする手助けをすることが大切です。

心の健康をサポートする方法

コミュニケーション

子どもとのオープンで信頼性のあるコミュニケーションを確立しましょう。子どもが感情や困難を共有しやすい環境を作ることが重要です。


適度な称賛

積極的に子どもの努力や成果を称賛しましょう。自己肯定感を高める手助けになります。


バランスの取れた生活

適切な睡眠、栄養、運動を提供し、ストレスを軽減する生活習慣を促進します。


専門家の支援

心の健康に関する問題がある場合は、専門の心療内科医や心理カウンセラーの支援を受けることを検討してください。

子どもたちの輝かしい未来のために

子どもの心の成長には発達段階ごとに異なるニーズがあります。保護者や教育者、医療専門家と連携して、適切なサポートを提供することが大切です。心の健康な成長を促進するためには、愛情、理解、尊重が欠かせません。

子どもたちが健やかに成長し、輝かしい未来を築くお手伝いができることを願っています。


改善をご希望される方は一度ご相談にお越しくださいね!

ハートライン沖縄クリニック 医師 院長 吉澤

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